カット割りに込める思い、“会心の歌唱映像”とは 【令和テレビ談義】~音楽番組編~<2>
YouTube・サブスク動画配信サービスの台頭、視聴率指標の多様化、見逃し配信の定着、同時配信の開始、コロナ禍での制作体制――テレビを取り巻く環境が大きく変化する中、最前線にいる業界の“中の人”が語り合う連載【令和テレビ談義】。
第5弾は、テレビ朝日『ミュージックステーション』プロデューサーの利根川広毅氏、フジテレビ『FNS歌謡祭』『MUSIC FAIR』演出・プロデューサーの浜崎綾氏が登場。『新しいカギ』などを手がける木月洋介氏(フジテレビ)をモデレーターに、「音楽番組」のテレビ談義を、全4回シリーズでお届けする。
第2回のテーマは、歌唱映像の「カット割り」。各局に受け継がれるイズム、利根川氏が生放送で「際際のところ」に挑んだ画作りとは。さらに、自身が手がけた中で特に印象に残る“会心の歌唱映像”も聞いてみた――。
(中略)
――おふたりの中で、ご自身が撮った“会心の歌唱映像”を挙げるとすると、何になりますか?
利根川:若手に画撮りを教えるときがあって、そこで教材として見せたことがあるんですけど、2010年代の前半は自分が一番狂っていたので、その頃に撮った『Music Lovers』のL’Arc~en~Cielさんですね。ある種の変態性を持ってこだわったカットになってると思いました。
浜崎:私は『FNS歌謡祭』(2017年) で「飛天」(=グランドプリンスホテル新高輪の大宴会場)でやった平井堅さんと平手友梨奈さんがコラボした「ノンフィクション」が印象に残ってます。
利根川:めちゃくちゃ話題になったやつですよね。
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引用元:マイナビニュース
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Twitterの反応
こんな貴重なものをありがとうございます!!
手の先、足の先絶対入れる!ってめっちゃ分かってるぅぅってなる
素人でもわかった、ほんと最高のカットでしたね…
ノンフィクション観よ
記事を読んでカット割りを拝見したら…泣けました。
ほんの数分、いや数秒にここまでこだわるプロのお仕事の凄さ素晴らしさに心からの敬意を表したい。
本気の平手友梨奈に本気で向き合ってくださる浜崎さん、島田さんをはじめとするFNSの関係者の皆様にはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
浜崎さんがまた語ってくれてるね。自分の演出の中で本当にベストの演出だったんだね。それにてっちゃんが関わっているなんて、感慨深いです。
やっぱあの後倒れていたのか・・・
精神的にやられたのかな・・・
今のてちはもう倒れることはなそうけど
貴重な対談ありがとうございます。
ノンフィクションの舞台裏が語られるなんて凄い事です。
全力でパフォーマンスを活かすカメラ割りをする。
そして全力を出し切ってノンフィクションの世界を表現する。
その後のてっちゃんが力尽きて倒れたというエピソードも貴重です。
今でも記憶に残る素晴らしい映像はこうして生まれたんですね。
本当に素晴らしかったです。地上波で流れた奇跡。
倒れないようになんてこれっぽっちも考えてないでしょう。作品を自分が想像したように届けられたかどうかだけ。全身全霊風ではなく全身全霊ができる稀有な人。
貴重なものを見た
プロだなぁ
各局違うカット割りの話とか日韓の音楽番組の撮り方の違いとか面白い